2023 まえばし赤城山ヒルクライム エキスパート4位

【2023 まえばし赤城山ヒルクライム エキスパート4位 54分36秒】

 

※このレースレポは自分の記憶+エキスパート3位のなおし選手の動画を参考にして書いてます。

 

今年最終戦のいつもの地元レース。

今年からスタート位置が変わり、新しく出来た道の駅まえばし赤城からパレードランを経て松姫という焼肉屋から計測開始となった。

 

諸々の準備等は別の記事に備忘録として書いておく。多分。

 

レースレポの前に前日に妄想していたレースシミュレーションを書いておくと

・金子くん:前日になってオープン参加が判明。順位がつかないとなるとどういう風に動くのか不明。あまり積極的に動かずに先頭集団の後ろにつく感じになるのかなと予想。序盤引いてくれたらラッキーくらいに考える。

・板子さん:前日にエントリーしていることが判明。圧倒的優勝候補。ペースでもアタックでも千切れないしスプリントもあるので金子、板子、自分の3人で抜け出せたらベストな展開と考える。今回はそういうレースの組み立て方をしたつもり。

・とれたまさん:スプリントで何回負けたか分からん。自分の上位互換的存在。ただし今年の乗鞍の結果を考えると姫百合までに千切れるか、姫百合以降に打ち合いを始めれば千切れてくれると予想。逆にラスト2kmまでに千切れなかったらジエンド。

・なおし:登坂能力は自分より上か。ただ今年は諸般の事情により乗れない時期があり、本調子では無いのが分かっているので去年と同じように走れば最後まで残らないかな?と予想。

・ふるかわくん:インターバルに強い印象。1番嫌いな走りをする天敵という存在。最近復活したので単純な登坂ならまだ完全に戻ってきてないだろうし旧料金所~姫百合の区間で千切れて欲しい。姫百合以降の打ち合いに残ってると最悪。

井出くん:乗鞍4位。圧倒的速さ。走りも後ろでヒラヒラするタイプで無駄が無く自分がどうこう出来る存在では無い。ただし乗鞍で燃え尽きたらしく減量も練習もモチベダウンらしい。三味線ではないことを祈るのみ。

こんどるさん:レジェンド。速い。説明不要。ただし前週の試走会で一緒に走った感じでは最後の勝負に絡む事は無いと予想。一緒にレース出来る事がなにより嬉しい。

 

だいたい有力どころはこんな感じか。

あとは去年の戸田さんのようにノーマークの選手が一人くらいは居るかもしれない。

居たとしても走り方は変わらない。板子さん(とオープンの金子くん)とのマッチアップがベストと考える。

ワンチャン勝ちたい。最低限表彰台に乗れる3位以内が目標。

 

レースは定刻通りスタート。パレードランも特にトラブルなく計測開始。

直前になって計測開始位置が道の駅付近からではなく県道4号線に入ってからになったのはナイスな変更だったと思う。

 

計測開始地点を過ぎるもペースは上がらずグリフィンがペースを作る。向かい風基調なのもあって飛び出す人も無く淡々と進む。入りからいきなりキツいのも嫌なので丁度良い。

 

そのまま旧料金所までサイクリングペースで進行。ひとり飛び出した選手がいるけど集団全体の考えとしては問題ナシ。

 

料金所過ぎてからは金子君が引いてペースを作ってくれてる。本気じゃないのか、昨日のレースもあって疲労があるのか楽では無いがついていけないペースではない。

しかしちょっと集団を絞るにはぬるいなという事で2番カーブで先頭に出て少しジャブを打つ。

すると金子君が再び先頭に出てきて先ほどより速いペースで引いてくれる。ちょっとしたペースアップのキッカケにはなったかもしれない。

 

この金子君の引きは姫百合まで続く。

姫百合まで引いてあとは静観なのかな?という勝手な予想をしていたのでここで少し集団の様子を見ようと後ろに下がろうとする。

というタイミングで姫百合過ぎてすぐに金子君がアタックする。なんでやねん!!

 

しかしチャンスでもある。順位関係無い金子君に単独でついてあとはゴールまで乗せていってもらえば最高じゃんという事でガッと踏んで追いつく。

後ろから声がして振り返ると板子さんが真後ろにいてどこに居たんですか状態。しかし想定した3人になっている。

 

やったぜ!と思ったら次後ろ見た時には10人弱の集団になっていて振り出しに戻っていた。チーーーーーン。

 

残したくない選手ほぼ全員残ってる。

 

とりあえず集団を絞らないとアカンと焦って中途半端にジャブを打つが無風。ダメだ...

休みたくて先頭交代うながすために肘クイを連発する。肘クイクイクイクイくらいする。

その瞬間に金子君がまたアタック。お前っ!またアタックするんかい!!休めねえだろうが!!!

ダンシングでついていったけどここは完全にミスだった。オープンの金子君は無視しても良いタイミングだった。

 

けど勝ちたいという気持ちが先行し過ぎてしまってたのか、オープンがどうとかそういうのは忘れて追いかけていた。まあその方が双方楽しいよねって事でこれは結果オーライと思う事にしたけど。

 

金子君のアタック後少し落ち着いたかなというタイミングでふるかわくんがスルスルと抜け出す。

追える余力は正直あった。あったけど残弾は多分残り一発で、自分で動き過ぎていたことも自覚していたのでここは誰か違う人に追わせたかった。

そしたら誰も追わない。差は徐々に広がる。

ええ?なんで?みんなきついの?逃げ切られちゃうんですけど??

 

焦ってテンパってほぼ射程圏外くらいの差になり始めてブチ切れる。

「逃げ切られちゃうよ!」

叫んで必死に追いかけて追いついて、ふるかわくんとのマッチアップになったら良いな。抜け出せてたら良いなと思ったらみんな連れてきてた。そしてすかさず板子さんがカウンターアタック

タイミング完璧じゃないですか、、、

 

全くこのカウンターアタックに反応出来なかった。追いついた時点でほぼレース終了。

金子君もとれたまさんもなおしもふるかわくんも居る。こんどるさんは千切れたか。

井出君は一回も見なかったあたり三味線では無かったみたい。

 

板子さんを追いかける気持ちはあったけどもう限界突破しててフラフラ状態。

ゴールするまで終わってないと思いつつ板子さんに追いつけないのは確定で、ラストカーブ手前で金子君が抜け出し、その後とれたまさんがスプリントを開始して、なおしが前に出てくるが抜き返せずなだれ込むようにゴール。

勝てなかったーーー、、、

 

 

 

最後にふるかわくんが抜け出して差が出来た時に金子板子とれたまの3人は射程圏内だったのかもしれないけど自分は射程圏内では無かった。あの場面は行くしかなかった。

抜け出しが無かったとしても結局スプリントになってて同じような結果だったか。

 

結局武器がないから勝てないというシンプルな話なのかもしれない。

最強のFTPで全員をぶっち切るというレベルを上げて物理で殴るみたいな戦い方が出来たら良いんだけど無理だしスプリントも無いし決定力のあるパンチも無いし。

何も無いのでなんか用意出来るようにしておきます。