第31回 ツールド八ヶ岳 男子B 4位
今シーズン初戦はいつもの八ヶ岳。ツールド草津が開催されたらそっちに行きたいなんて思って早三年。
去年一昨年は天気が悪かったが今年は遂に晴れた。晴れるまで出続ける事を決意していたのでようやくといった感じ。
起床は3時。目覚ましに起こされる。
いつもは緊張で寝付けず目覚ましより早く起きるのが常なんだけど今回はグッスリ。
朝飯はヨーグルト375g、カステラを1/2本くらい。軽量化も済ませて体重は…58.75kg
赤城からプラス3.5kgくらいか。緩斜面だしなんとかなるだろうと楽観。
4時半前に出発して途中コンビニで2度目の軽量化。昨日の夜腹一杯食べたのと朝のヨーグルトで2度目も快便だった。やはりヨーグルトは良いと思う。ちなみに食べてるのはビフィックスの脂肪0のもの。
6時頃にスキー場の駐車場に到着して準備してアップ開始。
軽く回して暖まってきたらSST〜L4でまず5分なんだけど標高が高いためこの時点で既に苦しい。心拍数もアゲアゲなのでSST〜L4を3分。続けてFTPで1分、続けて300Wで1分。
5分L2〜3くらいで回して最後にもう一度300W以上で1分回して終了。だいたい20分で終了の簡易版。
終わったら下山して荷物預けてトイレ行って最後尾に並んで(トイレ行ってたら出遅れた)安原監督の毎年恒例のトークを聞いてヨーイドン。
ツールド八ヶ岳 1:08:26 NP243.9W[4.15倍] 174bpm/182bpm
最後尾からスタートだけど特に足を使わずに集団真ん中くらいまでとりあえず上がる。
シーズン初戦だし誰が強いか分からないので逃げの容認はしない方向で動くつもりだったが、最初の段階で1人逃げが居たらしい。自分は全く気付かなかった。
ちひろ君を見つけたので挨拶を交わしてから集団の前方へ移動。だいたい前から4〜5番目くらいを位置取ってヌクヌクと距離を消化していく。
途中こうのすけが中途半端な位置で走っていたので間を空けて前に入れたのだけど、こうのすけの後ろはちょっと不利だなと判断。(詳細な理由は省く…)
集団から一度外れて適当な所に位置を取り直すが、平坦な所もあるので緩急がつくと後ろはキツイと思い常に前目前目に。
平坦で前に出るがそこで後ろが千切れるとは思っていないので、特にペースを上げるでもなく仕事したフリをして直ぐに下がる。
平坦が増えてくると体格の良い選手が数人ローテーションに加わってペースアップ。
強烈なアタックをうつ選手もいなくて集団内は平和な雰囲気だった。
そうこうしているとあっという間にハーフコースゴールまで到着。ここで水が配られているので受け取ろうとするが失敗。下手くそすぎて泣けるのでこういう練習しといたほうがいいな。
ここから本格的な九十九折りに入る。道路の向きで向かい風、追い風が交互にくるので意識して追い風の区間のみ前に出てここも仕事したフリをする。
一度だけ先頭交代を要求しても自分が先頭のままだったので少し上げてペースアップを図るが、特に誰も脱落した気配はせず団子のまま。多分20km過ぎても15人くらいはいたんじゃないだろうか。
ちょうど1時間経った時に左のふくらはぎが攣ってしまいごまかしつつペダリングするがどうにもならず、これはマズイとなる。
ゴールスプリントになった時この状態では絶対に踏めないと思いゴール前の下り坂手前でイチかバチかアタックをするが、決定打には全くならず上り返しでズブズブと後退してしまう。そのまま離されてゴール。
同一カテゴリは前に2人だから3位かなんて思っていたら前述した最初に飛び出した選手がそのまま逃げ切り1着。
自分は4位だった。逃げの選手を知っていたら捕まえるべく動いていたが、最初から最後まで逃げ切れる脚力があるのなら結局集団内に居ても同じ結果だっただろう。
しかしフルコースを単独で逃げ切るとは脚力以上にその精神力が本当に凄いと思う。集団で余力があっても特に動こうとはしなかった自分とは大違い。リスペクトだ。
今回は動画を撮ったのでブログ読むよりもこちらの方が分かりやすいか。
動画を見返して思ったのは序盤ひいてた選手は終盤軒並み居なくなっていること。
こうのすけはしびれを切らしたのか終盤かなりひいているけども。
やはり後ろにいる恩恵が大きいコースだし、終始集団で位置取りだったりと考えて動くのはロードレースそのものだった。駆け引きがあるとやはり面白い。
男子Aで優勝したしんのすけ君はずっと勝ちに徹した走りをしてそして勝った。
我慢するのも言うのは簡単だけどレース中はそう簡単なものでもないし自分もそういう姿勢を見習わないと。
我慢我慢、と思いつつアドレナリンドバドバで前に出たがってしまう。
次は1週間後の日光白根ヒルクライム。TT形式なので全力を尽くそう。