第9回まえばし赤城山ヒルクイム エキスパート4位

【第9回まえばし赤城山ヒルクイム エキスパート4位 56分34秒】

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photo by ほりどのさん

 

シーズン最終レース。消化レース…とまでは言わないけど例年と比べるとどこか上の空というか意気込みが感じられないと言うか、ターゲットレースでは無いしそんなものか。太らないよう努めたけど減量とまでいかない感じだし全体的にやる気は感じられない。

それでも地元開催でホームコースとなれば、あまりにショボいレースはしたくないので、出来る範囲で最低限のベストは尽くそうと望んだ。

 

起床0350。なんでこんな早い時間に目覚ましが鳴るんじゃなんて思ったけどレースでしたそうでしたってくらい爆睡した。

朝飯はわらび餅とパンで1000㌍くらい。軽量化後アップは自宅のローラーで20分軽く回すのみ。途中30秒くらい300Wで回したけど特に理由は無い。

赤城はスタートから畜産までがウォームアップ区間なのでアップは念入りにする必要は無い…はず。

あとは6時前にバイク並べてスタートまでお喋りタイム。

今回は前週の試走からして上り調子では無いのでどうせ戦えないだろうと考えカメラ無し。これが今回1番の失敗だったかも。

 

レースは定刻通りにスタート。

計測開始地点で前三分の一くらいでそこから徐々に前へと上がっていく。序盤から妙にインターバルがかかると思ったら、どうやら大貴さんが暴れまわってる様子?大野さんかもしれない。

こんな序盤からドンパチやってどうするんだ(笑)勘弁してくれ(笑)

その影響か畜産より前で中切れ発生。前方に大貴さん含む小集団が居るがここは静観。自分の周りに速い人が居るし勝手に埋めてくれるだろう。何より目の前にはMisakiさんが居るのでヘーキヘーキ。

とにかく序盤は足を使わずにエコを心掛ける。

想定通り中切れは埋まり料金所は集団のまま通り抜ける。

 

料金所過ぎても大貴さんが後ろを確認しつつジャブを打つ展開。Misakiさんが気になるのかな?確かに前に全く出てこなくて不気味。

しかし序盤からあれだけ動いてるのにまだ元気って大貴さんどんだけだよ…

天照の面々が大貴さんに合わせて後ろを走るのを諦めたのかついに大貴さんがスルスルっと抜け出す。

それに大野さんが加わり、タイミング少し遅れて金子くんが追走。自分は余裕があったけどスルー。調子、脚力を鑑みると冒険はせず消極的なくらいが丁度いいと言い聞かせる。

その後天照の引きで淡々と距離を消化していたらMisakiさんがとんでもないスピードでかっ飛んでいく。速過ぎて反応すら出来なかった。

 

途中逃げが出来たあと天照の小川さんが回していこうと声をかける。チームメイトの大野さんが逃げてるのに追う気満々でウケる(笑)

自分は追いつくことはまず無いだろうけど大貴さんが抜け出してるわけだしローテはお断りした。すんません。

9番カーブで天照が大野さんを無事(?)吸収。ごっつぁんです。

この時点で前には3人で表彰台は無理と確定。あの宇宙人3人は落ちてこないだろう。

 

集団のまま姫百合に到着して後ろを振り返ると思った以上の大集団。少なくとも二桁人数は居る。

自分でも不思議なくらい謎に余裕があるし、セレクションかけてちょっとでも人数を減らしておこうと姫百合以降でアタック。

特にとれたまさん、それとTOMKATさんはスプリント力があると思うので置き去りにしたい。

アタックして後ろを見るとなんと反応してきたのは山口さんのみ。これは僥倖。激アツ展開。

しかし山口さんも反応は出来たが苦しかったようで離れていく、が入れ替わるように大野さんが追いついて来た。

吸収した時点で大野さんは死んだと思っていたから予想外。そこからは大野さんとローテして追走から逃げる。(気持ち大野さんの引きが多めだったと思う)

 

最後の給水所である一杯清水の勾配が上がる部分で前に出て、その後の緩まる所で大野さんに前に出てもらって、楽させてもらおうと思ったらそこで大野さんが千切れる。

4位も5位も同じようなものだし最後まで大野さんと回して逃げ切りたいな待とうかなどうしようかなと思ったらサカスさんが猛スピードで追いかけてくるのが視界に入る。

これはいかん、一人で逃げ切らなければと思って踏みなおす。逃げきれるかなと思ったら最後の直線でサカスさんに抜かれる。

後ろにつくが抜き返せない。一瞬5位でも…と思ったけどなんとなく練習仲間のサカスさんには負けたくない。大野さんなら負けてもいいのか??

よくわからんが負けられないと思ったら最後の最後で振り絞る事が出来てサカスさんを刺し返す事が出来て4位でゴール。

 

手元で56分半の表示にビックリ。まさかこんなに走れるとは思ってなかった。先週の試走はなんだったのか、今日の好調具合はなんなのか。

よく分からないけど入賞出来るなんて思ってなかったので素直に嬉しかった。

 

ゴールしたらすぐに最後の直線区間に戻って妻が来るのを待つ。7月から妻の練習メニューを組んで赤城でベストが出せるように調整してきた。是非とも優勝してほしい。

しばらく待っていると妻が来た。一般女子エキスパートのライバルは篠さんだと思うが、見逃してなければ篠さんはまだ来ていない。

妻の優勝である。やったぜ。

 

ゴール後は曽山商店で談笑タイム。レースはああだったこうだったとレース直後に振り返るのは楽しい。これがレースの醍醐味と言っても過言ではないくらい楽しい。

 

しかしシーズン後半の不調感は多分アレが原因だろうと目星をつけていて、それならこうしようという風に考えていたのだが今日の謎の好調によってそれが崩された。

うーん、これからどうしよう。