第7回まえばし赤城山ヒルクライム エキスパート3位
【第7回まえばし赤城山ヒルクライム エキスパート3位 57分52秒】
起床4時前くらい。アラームに起こされた。
まずは朝飯にヨーグルト、串団子3本、ランチパックとカステラを1切れ。
まだ腹に余裕があるがエネルギー量的には充分のはずだし、昨日もたっぷり食べたし控えめにしといた。
食べ終わって5時頃にアップを始める。
昨日と同じ内容だがレスト後のL5で1分はやめといた。赤城は最初から爆上げになることは早々無いので、アップは入念にしなくて良いだろうという考え。
シャワー浴びて軽量化2回して体重は56.05kg。
乗鞍の時より重いけどまあ許容範囲。
6時前に家を出発して荷物を預けたら後は待つのみ。乗鞍の時ほど気負いもなくそこまで緊張せずにスタートを迎えられたと思う。
作戦はぐんまちゃんが単独で抜け出た場合スルー。キャベツヒルクライムで一緒に走った感じ倍率が一枚上手でついて行くとオーバーペース必至。
そこに何人もぞろぞろとついていく場合は我慢して食らいつく。けど基本的には集団内で展開する少し消極的な作戦。
今回はなんとしてもチャクろうという気概は無くレースを楽しめたら良いなくらいで。エキスパートだしね。
一応目標としては60分切り。
7:05に号砲が鳴ってパレードラン区間から上細井交差点を過ぎてすぐがスタート。
大体の展開は動画を見れば分かるでしょう。
最初はパナマの二人が集団から飛び出すかたちでペースを作る。序盤は誰も引きたがらずにサイクリングペースになるかと思っていたが、良いペースで進行出来た。
他にも自在RBの選手が積極的に集団を引いていて畜産で12分ちょい。この時点で60分切りは行けると確信した。
畜産を過ぎて最後の信号手前で大野さんと青木くんが前方にスーっと前に行ってこれはヤバイのでは?と思ったら左からぐんまちゃん、右から内尾さんがカッ飛んでいくので自分も追従。
一旦集団は落ち着いてそこから淡々としたペースで、料金所を過ぎたところでペースが一段階上がった。
ふるい落としが始まったかという感じ。
ここから集団で前を走るメンツはほぼ固定。後ろを見る余裕は無かったが7〜8人くらいに絞られたと思う。
第1カーブ手前でぐんまちゃんがスルッと集団から抜け出した。これに反応したのは小川さんのみ。
自分は作戦通り静観して誰かの後ろを走るのみ。追走、というよりペースで走ってて前に出て来たのが高工の青木くん。
これについていくと若者らしく元気に引いてくれてしかも先頭交代を要求しないというイケメンっぷり。ありがたや。
と思っていたら姫百合手前でアタックされて一度千切られる。姫百合でなんとか追いついたと思った瞬間絶妙のタイミングで再度アタック。
余裕がありそうな走りにこれは敵わないと思って追うのをやめてペース走で淡々と、チームメイトの会田さんとローテしながら走る。(会田さんの方が引きが長めだったと思う。済まぬ。)
ラスト2kmを過ぎた地点で未だチラチラと見える青木くんを追っかけてみようとペースを上げるとここで会田さんが千切れて単独になる。青木くんに追いつくことは叶わなそうだがそのままのペースで走り、最後のカーブを抜けたところで後ろをチラッと見ると
「!?」
大野さんがすぐそこまで追ってきている。慌ててフルもがきで最後まで踏み切ってゴール。ゴール直後あぶねー!と思わず叫んでしまった。あの時後ろを見ていなかったら確実に表彰台をこぼしていた。
ゴール後は走った選手達と握手をしてお互いを讃えあう。この瞬間が最高に清々しい。
タイムは57分台。去年は全部出し切って60分を切れず、どうしたら60分切り出来るんだろうかなんて思っていたがPBを大幅に更新。
表彰台にも立てることが出来たし納得のいく走りが出来たのではないだろうか。
次は優勝。