Mt.富士ヒルクライム 主催者選抜35位 60分55秒

今年のターゲットレースがいよいよやってきた。天気はあいにくの雨でホテルを出てからレース終了までずっと雨だったし、気温も低くて寒さが苦手な自分としては最悪のコンディション。ただ天気については全員同条件なので言い訳無用。ベストを尽くすのみ。

 

Mt.富士ヒルクライム 主催者選抜クラス35位 60分55秒】

 

起床0330。起床後すぐに水を飲んで、朝食はヨーグルト、みのぶまんじゅう、菓子パン半分。

今年は富士急より近いとこのホテルを取れたのでチェックアウト後も駐車場に車を置かせてもらいそこから5時に出発。

DNSも視野に入れて行動してたけど小雨なので出走を決めて荷物預けてからアップ開始、と思ったら走り出してすぐに後輪がパンク。

TLRなのでシーラントで漏れは止まったが触ったらブヨブヨで推定2barくらい。走れるけどこれではレースにならない。DNSがチラつく。

しかしここまで来て諦めるわけにはいかないと思い直して凍えながら戻り、車に置いてある予備のax-lightnessに履き替える。スプロケの付け替えもしなきゃいけなかったのだが寒くて震えながらの作業は本当に心が折れそうだった。

予備のホイールも同様にコルサスピードでまたパンクしたらと考えてビビるけどしゃーないしやるしかない。

アップ無しでスタート位置に整列。ドタバタしたけどスタート出来ただけまだマシと考えるしかない。

 

今回も動画撮りました。

 

youtu.be

 

定刻通りスタート。寒いしみんな暖まりたくて最初からペース上がるかななんて思ったけど入りは緩めだった。このレースでは先頭に出ない、緩急の緩で無理に前に出ようとしない、ひたすら集団内で耐えるのみを念頭に置いて走る。

いつも通り大野さんが逃げ始めたと思ったら今年は早い段階で集団が追って吸収する展開になる。集団は常に上げ下げがあり一定のペースで走るということはほぼ無し。正に無限クリスクロスで徐々に脚が削られていく。

途中大隊長に余裕あるところで千切れようぜと話しかけられるがその選択肢はありえない。プラチナリングを目標と設定してはいるけどあくまでレースは着を争うものであって、タイムを競うものではないと自分は考えている。だからオールアウトで千切れるか、勝負に絡めるかの二択。

大隊長にそれはないと答えたらナイスガッツと言われる。しかし結果は自分が先に千切れてしまった。悔しいうえに、大隊長は入賞しているという…ダマサレター!

大隊長にカッコよく答えたものの寒いのとインターバルで脚が削られたので徐々に脚が重くなる。集団最後尾でくらいつこうとするがあえなく千切れて一人旅。

毎年同じようなところで後方からくる集団に追いつかれてそこに乗せてもらうことに。しかし脚がまったく動かない。特に股関節の動きが非常に鈍くて全く力が入らない。

平坦区間で後ろに入っても楽にならず、しかもバシャバシャ顔に水がかかって目の前しか見えない。もうゴールスプリントする余力もなかったが自分なりに必死に踏んでゴール。ラスト30秒の平均パワーは260W(笑)もう本当にヘロヘロだった。

着順は35位。目標のプラチナも届かずで悔しい結果となってしまった。

 

寒さにめっぽう苦手で今日は良い結果に終わらないだろうなとは思っていたけど、寒いのはみんな同じだし自分にだけ雨が降っているわけではない。どういう環境であろうと誰かが優勝する。どんな環境でもベストを尽くせる、それも強さの一つ。

自分は弱いなー