JCRC Cクラス 2位

自分の中ではあまりレースとは位置付けていないけど一応今年最終戦で毎年この時期だけ出ている秋のJCRCin群馬CSC。いい加減Cクラスから上がりたいところだけど今週は風邪っぴきでいかんせん体調はあまり芳しくない。だいぶ症状は軽くなったけど果たしてどうなるかは走ってみない事には自分でもわからないがやるだけやろう。

今回はお昼頃スタートなのでのんびり出発して9時頃に到着。受付済ませたら準備してアップも含めて試走を行う。ROVALのCLX32にハッチンソンのチューブレスレディを履かせて空気圧は最初5.5barで行ってみる。もう少し下げられそうなので前後5.3barでもう1周して空気圧決定。今日は思ったより暖かめなのでアームウォーマーも外して夏装備で出走した。グローブは春秋用のものしか持ってこなかったのでそれを着用したが別に暑くはなかった。整列して定刻通りスタート。

 

バイクの先導で下りきってからリアルスタート。ファーストアタックが決まって2〜3人の逃げが出来る。泳がせたいので自分が先頭に出て蓋をしてしばし静観。この逃げは3周くらいで捕まってふりだしに戻る。多少のペースアップでは人数が減らないようなので5周したあたりでチームメイトの中山さんに引っ張ってもらい、下りきった直後に先頭に出られるように上手く先導してもらった。そこからの登り返しでいつも緩むのでそこで一度ペース上げて踏んでみるが集団のまま。しかしこのペースアップは絶対後ろでヒラヒラしてる人にはダメージがいったはず、と思っておく。ちょいちょい抜け出せる時があるので6周目あたりで一度オールアウトしない程度に逃げてみたのだが1周弱で捕まる。去年も思ったけどここで逃げるには全体的に相当踏み込まないとダメなんだろう。

捕まった次の心臓破りでなんの前触れもなく突然左のハムが思いっきり攣ってしまう。ペダルを回すどころではなくて止まらないように一回踏んではハムを伸ばすという事を数回繰り返してなんとか回せるようになる。当然その間に集団ははるか前方に行ってしまう。

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(脚攣って完全に千切れおじさん)

あっ、これレース終わったなと思ったし諦めムードが脳内に溢れる。ホームストレートに入った時集団との差は15〜20秒くらいでやめようかと思ったがやれるだけやってみようと思い踏み直す。約1周かけてなんとか集団に復帰した。ここからはまた同じ部分が攣らないように、なるべく高回転を意識して踏み込み過ぎないように注意しつつ、集団内で息を潜めて回復に専念する。で左脚を庇うようにペダリングしてたら今度は右脚がピクピクし始める。ヤバイ。残り3周くらいだったかで2人の選手が抜け出して逃げが出来る。自分は後方にいたのもあるし、脚がピクピクで為すすべなく見送る。

残り2周、心臓破りで逃げとのタイム差を知らされ少し集団が諦めムードに入った気がした。下りきってからの登り返しもペースが上がらないので集団全部引き連れても良いから自分で追走を始める。すると自分だけ抜け出せたのでこれはラッキーと思い出来る限りの事をして逃げの二人を追いかけ、ラスト1周で単独でブリッジ成功。

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しかし追いついても油断は出来ないので(追いついた時点で3位は確定かとも思ってしまったが)積極的に牽引する。もう脚が攣ってる状態で上りのペースが上げられずこれは心臓破りでアタックされて千切れてしまうだろうなと思ったが他の2人も限界近いのか自分と同じペースで心臓破りをクリア。多分5倍も出てなかったと思う。後方集団は心臓破りでアタックがかかったらしくバックストレートの入り口で追いつかれてしまい、ホームストレートでは6人パックになる。スプリント勝負になった時点で勝ち目無しと悟るが位置取りだけはしっかりと見極めゴールスプリントに備える。もがく前にゴール位置を目で確認したらあとは先頭の番手に付いて完璧なタイミングでスプリントするが、差し切れず2位。相変わらずスプリント力皆無だが、ゴール後はまた脚が攣ってその場で動けなくなるくらいだったので出し切る事は出来たと思う。

これにて今シーズンのレースは終了。今回のレースは落車したらどうしようかと不安だったが何事もなく終わったのでホッとした。来シーズンまで遠いのでダレそうではあるが、今年のオフシーズンは今までと方向性を変えた取り組みをしたいと思うのでやる事は多そう。試行錯誤した挙句無駄になるかもしれないけど試す価値はあると思う。