マウンテンサイクリングin乗鞍 男子B11位

[マウンテンサイクリングin乗鞍 男子B11位 1:03:47]
 

今日この日のために今年は取り組んできたと言っても過言ではない日がついに来た。しかし結果は大惨敗だった。何が起きたのか自分でも分かっていないが、振り返っておこう。

 

起床3時頃。アラームの前に起きたがスッキリと起きられた。昨夜は20時に布団に入っていたし睡眠時間は充分。

体重計を忘れてしまったが前日の体重は53.85kgで前日の総摂取カロリーは約3500キロカロリー。炭水化物を中心に消化に時間がかかりそうなもの、油っこいものは避けた。

それと同時に水と経口補水液を交互に飲んでいた。グリコーゲンを体に蓄えるには水分も重要だ。

当日の朝飯はヨーグルト、大福3つ、長野名物の牛乳パンとマグオンのジェル一つ。

エネルギーの蓄えも充分。推定体重は55.2kg±300gというところか。軽量化も順調。

快晴のためか朝は寒かったので風呂に少しだけ入る。気持ち良すぎて長風呂したくなるがそこは我慢。

 

 準備して5時頃にアップ開始。今回は雨の心配が無かったので去年の赤城と同様のメニューを実走でアップ。ここでハプニング発生。

いつもアップは心拍を見ながら行うのだが今日は心拍計が断線気味で値も低い。多分電池切れだが蓋を開けられるドライバーを持っていなかったので心拍は分からず。アップの終わり頃に一度高い数字が出たがそれでも160bpm。

体感は170後半だったので(いつものアップも最大心拍は170後半くらい)やはりあてにならないなと思いアップが終わったら外した。

この160bpm、もしかしたら正しい数字だったのかもしれない、、、

 

会場に到着は6時頃。トイレ済ませて待機列に自転車を置いたがわりと前目だった。後方を陣取るつもりだったが確認したらGOCHIのRYO君は自分より前、アツシさんは自分と同じ場所に居るのでじゃあここで良いかと楽観。

前々からRYOくん、アツシさん、自分の三つ巴に恐らくはなるだろうと思っていた。(西日本勢はさっぱり分からない)

自惚れでもなんでもなく自分が年代別で着から漏れると思っていなかったし、優勝出来るかは置いといて優勝争いの場に自分が居ないなんて事はありえないと、そう考えていた。

 

チャンピオンクラス、女子とスタートして男子A,Bがまとめてスタート。

アツシさんのすぐ後ろで計測ラインを越えた。これでアツシさんの前でゴールすれば勝てる、シメシメ。

 

善五郎の滝辺りで先頭集団の位置を確認。平坦になる橋辺りで先頭に追いついた。

追いついたが、この時点でかなり息が上がっていてキツい。

集団内で息を整えようとするが集団のペースが速くて整えられない。とにかく今は我慢して着いていくしかない。

スタートして10分くらいしたらアツシさんから温まりましたか?と聞かれ正直にキツイと答える。余裕があるのが伺える。

一方自分は息も絶え絶えで必死にくらいつく状態。視界が何度も歪む、酸欠か?

 

第一CPでサイコンをチラッと見ると16分後半で想定通りのタイム。つまり集団のペースが速いのではなく自分が遅い事にここで気付く。

(ここまでを試走と比べると48秒早く8W低い。集団効果の高さが分かる)

CPを過ぎてすぐにRYOくんがガチ踏みでは無い感じでダンシングでペースアップ。自分がすぐ後ろに居たのだがこれに全く反応出来ず、周りの選手に逃がしてはいけない選手だと伝えアツシさんがブリッジ。そして自分はここでドロップアウト

 

集団がどんどん遠ざかっていくのを見送ることしか出来ず、しかし諦めなければまだ追い付けるかもしれないと必死に踏む事10分。距離とタイムを見ると試走の時より遅いことに気付いて糸が切れる。

その後はもうダメで途中3人パックになるが楽をしたいがためにほとんど人の後ろで走って距離を消化してゴール。

レースも糞もなかった。

 

ゴール後は茫然自失で自分の荷物を受け取ったら誰とも挨拶せず会場の隅っこで座っていた。真っ白。

文句なしの最高の天候だったのに、

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今回のレースだけ見れば減量のしすぎや高地耐性が無かったで終わるのだが枝折峠ヒルクライム1週間前の試走を考えるとそんなことは無いと思っている。

レース中はひたすら息が苦しくて足が重いとは感じなかった。心肺機能に何かが起こったのか。正直何が原因だったのかさっぱり分かってない。